ログイン/会員登録

こんにちは、ゲストさん。

ログイン/会員登録する

ログインすると、すべてのコンテンツを
ご利用いただけます。

横浜の家系ラーメン「全店制覇への道」家系家系図を作ろう
はまれぽ.com無料掲載について
test

Question みんなのキニナル投稿

投稿の中から、はまれぽ編集部もキニナルことを調査してお答えします!
ぜひ投稿してみてね。(200文字まで)

投稿はこちらから

みんなのキニナル

    全く更新がありませんが、もう辞めてしまったのでしょうか?

    かにかまぼこさん

    横浜市中区根岸町に、首吊り坂と呼ばれる坂があるそうです。この近所は怖い話が全然ないので、怪談があれば老人から聞き出してください。

    ネギッシーさん

    以前新横浜駅にあったタルトタタンのお店の事が知りたいです。

    かちさん

もっと見る

あなたはどう思う?

アクセスランキング

ジャンル
1位
関内ラーメン横丁全店制覇!4店舗の魅力をご紹介!
2位
国内初!「漁港の駅 TOTOCO小田原」が小田原新港にオープン!お刺身食べ放題をレポート!
3位
【1日限定4食】都筑区東山田「湯島寿司」のカマトロ丼を食べてきた!
4位
横浜駅みなみ西口ジョイナス前に現れる怪しいキッチンカ―に突撃取材!
5位
【デカ盛り】横須賀で戦艦「三笠」を模した超弩級海軍カレーを(に)撃沈してきた!
6位
「これぞ家系」、直系店第1号店の杉田家に突撃! ~横浜の家系ラーメン全店制覇への道~其の弐拾六
7位
ユーミンの歌『海を見ていた午後』に出てくる「山手のドルフィン」の今はどうなっている?
8位
平日の昼間から飲みたい! 桜木町「ぴおシティ」で安くて美味しいお店を調査
9位
創業95年「尾島商店」が野毛にカフェをオープン! 老舗精肉店が作る肉料理のお味は?
10位
「かわさき名産品」にも選ばれた川崎名物「追分まんじゅう」、大ヒットに結びついた秘話とは?
11位
元町の老舗洋菓子店「喜久家」のオリジナルスイーツ「ラムボール」誕生秘話を徹底レポート!
12位
【デカ盛り】横浜駅の家系ラーメン店「山崎家」の4.5kgのチャレンジラーメンに挑戦!【大食い】
13位
横浜市内にあるアンテナショップを知りたい!
14位
横浜駅東口にある珍獣屋の姉妹店「獣」に突撃! どんなゲテモノ料理がでてくる?
15位
金沢区六浦の「ラーメン神豚」! 「631大ラーメン」と大格闘の巻!
16位
本当は教えたくない! 地元の人々に愛される横浜中華街の路地裏グルメをご紹介!
17位
「家系“直系風”の味を追求」する2店舗を徹底調査
18位
ユーザーが選ぶ家系NO.1店が決定!「IEK(イエケー)48総選挙」の最終ユーザーランキングを発表!
19位
SHELLYさんの実家、元町の「Benny’s Place」に突撃!「嫁にするなら通帳持ってこい」の真相が明らかに!
20位
北鎌倉の「14年待ち」の天使のパンは本当に届くのか?
21位
鎌倉・小町通り、盛りがすごいと噂の老舗カレー店「キャラウェイ」に突撃!
22位
キング・オブ・家系に輝いたあの店を調査!~横浜の家系ラーメン全店制覇への道 其の五
23位
ライター松宮が体を張って検証!野毛の三大にんにく料理をはしごすると、臭いはいつ消える!?
24位
【食レポ】大船に昆虫食を売る自動販売機が! 聖なる日に身体を張って食べました!
25位
横浜中華街に「おひとりさま」で楽しめる食べ放題の店はある?
26位
横浜市内でもっとも古くからある「ラーメン店」はどこ?
27位
家系一大勢力“壱系”の全貌が明かされる!? ~横浜の家系ラーメン全店制覇への道 其の四
28位
【横浜の家系ラーメン全店制覇への道~家系図を作ろう~】其の弐
29位
すごいオーラを放つ老舗店「大倉山もつ肉店」に突撃取材!
30位
野毛の珍獣屋にある「ゴキブリの唐揚げ」は食べても大丈夫?
横浜人にインタビュー
教えて○○さん!

2016/02/19

【特別公開】豪華絢爛な世界!ホテルニューグランドの「本物のダンスパーティー」

横浜にはかつて多くのダンスホールがあり、はまれぽで元町「クリフサイド」の歴史と今をお伝えした。

実は日本で初めて「ダンスホール」ができたのは1918(大正7)年、横浜市鶴見区にあった「花月園遊園地」。
 


谷崎潤一郎氏の『痴人の愛』の舞台。「ナオミ」のモデルになった女性も来たとか
 

横浜とダンスのゆかりは深い。平成に入り、ネット上で「親友」や「恋人」ができるという時世になったが、今でも大人たちを宝石のように輝かせる「社交ダンス」の場がある。今回はその歴史をまとった「普段の生活では知りえない世界」を紹介したい。
   


「ホテルニューグランド」のダンスパーティー

社交ダンスはクラブに入っていたりや教室に通っていたりしなければできない、というイメージが強いが、ホテルニューグランドのパーティーは初心者やパートナーがいなくても、気軽に参加できる。
  


横浜の歴史を語るうえでははずせないホテルニューグランド(提供:ホテルニューグランド)
 

ここで年4回行われているダンスパーティー。参加者以外は入れない特別な空間に、編集部が密着取材をさせていただけることに。

一体どんな様子なのだろうか。ドキドキしながら会場へ。
 


華が舞う

取材日は2月8日、真冬の寒さ厳しいなか、背中を丸め会場へ向かうと、まず目に飛び込んだのは華やかなドレスをまとった女性たち。会場はホテルニューグランド本館2階、歴史ある「レインボールーム」だ。
 


「華麗なるステップ・・・!」
 

会場に入ると、皆、本当にバンドの生演奏に軽やかなステップを踏んでいた
  

今回取材に対応してくださったホテルニューグランドの柳原さんによると、パーティーは正午から午後4時10分までの4時間強、とたっぷり楽しめる模様。かなり人気らしく、毎回100人分あまりの参加枠はあっという間にうまってしまうそう。

参加者の平均年齢は60~70代が中心とのことだが、それを全く感じさせない。非常に、足元が軽やかなのだ。
  


『パイレーツオブカリビアン』の劇中歌などポップな楽曲も演奏
 

この「レインボールーム」では1927(昭和2)年のホテル開業時から伝統的にダンスパーティーが行われてきた。その栄華は開業から89年経った今でも変わらず。19人のリボンちゃん(男性のリード役)も笑顔で来場者を迎え入れる。会場に華をそえる参加者に話を伺った。
 


リボンちゃん、根岸さんはダンス歴40年以上
 

「ここはね、伝統のある素晴らしい場所でしょう。それに、生演奏だから心に響く音楽があって、自然と体が軽やかになる。いいですよね」、そう顔をほころばせた。根岸さんは御年65歳を超えるが、長身のすらりとした体をピッと伸ばし、非常にダンディだった。
 


そして6年以上このダンスパーティーに足をはこぶ伊藤さんもまぶしい
 

「ここでは、よそにない“レインボールーム”のクラシックな雰囲気が味わえるのが最大の魅力。あのね、女性に生まれたら、社交ダンスをやらないと損よ。なんでって、年齢を重ねたって、いくらでも若くいられるからよ。青春時代がもどってくるみたい。ここに来たら、実年齢マイナス20歳よ!」

伊藤さんは普段からダンスレッスンの先生をやっているそうだが、ここに来て男性にリードをされながら踊ると「自分が女性だ」と実感でき、より女性らしくいられるそうだ。筆者も女のはしくれとして、そのような思いができるよう、ダンスを始めたいと思ってしまったほど、伊藤さんはきれいで美しかった。
  


絢爛な風景
 

ここニューグランドのレインボールームで開催されるダンスパーティーは参加費1万7000円を支払えば、ダンスだけではなく、食事も楽しめる。

普段、ダンスレッスンに通っているという方は「ここではずっと踊っていられるし、肩に力を入れず上手い下手を気にせず初心者でも参加できるのよ。誰もが主役として踊れるし、楽しくて楽しくて仕方がないワ!」とおっしゃっていた。

食事・・・ホテルニューグランドははまれぽでも記事にしてきたように、一流のシェフがいる「何を食べても絶品のホテル」。これはどんなものか・・・見せていただくしかない!
 


ダンスのあと

正午から午後1時までダンスをしたあと、参加者たちはランチタイムに。このダンスパーティーで提供されるメニューは普段ホテルにあるものではなく、このパーティーのためだけに作られたものなのだそう。
 


参加者の多くが口にしていた「楽しみな料理」
 

「レインボールーム」の隣、「フェニックスルーム」でいただく
 

豪華絢爛なセットにため息が出る。さて、今回いただける料理の説明を平井シェフから伺う。これが・・・もう「ちょっとしたホテルの食事」だと思っていたら、大間違い。びっくりの連続だった。
 


平井シェフ、よろしくお願いします
 

器も美しいランチコース
 

まずは前菜。
 


サーモントラウトのスモーク レフォールクリーム風味
 

付け合わせの野菜はセルフィーユなど10種類のハーブが中心。ダンスパーティーのあとの食事、ということで、コンセプトは「ヘルシーだけどエレガンスで華やかなもの」にしたそう。「ピンクロッサ」というフリルレタスを使用したり、サーモンを花の形に盛り付けたりしているのも華やかさの演出のひとつだ。
 


ジャガイモのポタージュにも鮮やかな彩りが施されている
 

メインの米国産フィレ肉のステーキ モリーユソース
 

牛フィレに使用されている「モリーユソース」はトリュフとも並ぶほど高級食材で、香りもあるキノコのこと。ソースの香り高さだけではなく、付け合わせの芽キャベツも女性のドレスのフリルがなびく様子を再現しているのだとか。なんとも・・・ジェントルマンな計らい・・・!
 


デザートのチョコレートタルト、アイスクリーム添え
 

バトンタッチし、パティシエの熊倉さんから説明をいただく。これは「イングランドのクリーム」という意味の「アングレーズソース」というカスタードクリームがかかったチョコレートケーキ。ふわふわの生チョコムースの上に濃厚なチョコレートでコーティングされた何層も楽しめる逸品だ。

食事をしたあと、参加者はさらにひと踊り。
 


舞踊と音楽と笑顔とが一体に
  

4時間ほどの時間を堪能し「また次回を楽しみに」家路につく。
 
横浜における、ダンス文化はまだまだ、健在だ。
 
―終わり―


次回は2016年3月1日(火)午前10時からチケット予約・発売開始
開催日は5月16日(月)
http://www.hotel-newgrand.co.jp/event/0516/
  

最初へ

前へ

1

次へ

最後へ